たなしょのメモ

日々勉強していることをつらつらと

Salesforceについて色々説明を受けたのでまとめてみた

経緯

wantedly経由である企業と連絡を取りオフィス訪問へ。

そこで会社の概要とsalesforceについて説明をしてもらったのでその内容を書いていく。

事前知識

さすがに企業訪問する前に事前に何かしら知識をつけておこうとwebで「salesforce」と検索。実際salesforceのサイト(https://www.salesforce.com/jp/)に行ってみると大きな見出しで「世界No.1のスマートなCRM」と記載されていた。

。。。CRMってなに?ってことで次はCRMについてググってみた。

「顧客との関係を管理するマネジメント手法のこと」…さっぱりわからない。

正直面白くなさそうだなと思ってしまった。

実際に話を聞いてみた

企業訪問当日になり実際話を聞きに行くことに。

salesforcesaasというアプリケーションまでほぼほぼ出来上がっているアプリケーションソフトのことらしい。(おぉ、まさかここで基本情報技術者の時に勉強した知識が紐づくとは!何事も勉強してみるものだ)

ざっくりいうと人事関連や営業などの情報を集積し分析するソフトのこと。

そのソフトをユーザの希望に沿ってカスタマイズをしているという。

salesforceで使用する開発言語は主にApexというらしい。

詳しくは上記リンク先に説明を譲るが、ざっくりいうとjavaライクなオブジェクト指向型の言語らしい。なのでjava経験者は少し勉強するだけど粗方構造を把握できるらしい。(あれ。。。C言語学習者の僕は?泣)

またベンダー資格もあるらしく。。。

資格一覧 - セールスフォース・ドットコム

上記リンク先に記載がある初心者向けの資格を研修後取らせるとのことだ。

勉強法とかってあるんですか?

資格は研修や実務経験がないと取れないのか?それとも参考書等を買って独学で勉強して取得することもできるのか聞いてみたところ、独学でも取得可能とのことだ。

だがベンダー資格の中でもかなりコアな資格のため参考書はほとんど存在しないとのこと。

では肝心の独学での勉強法だが、salesforceが専用のサイトを用意しているらしい。

Trailhead

trailhead.salesforce.com

これがその学習サイトで、実際眺めてみると実に造りが素晴らしかった。

ゲーム感覚でsalesforceを学ぶことがコンセプトになっており、

各チャプターを攻略(チャプター最後にある問題を解く)するとバッチが手に入る。

バッチの個数が多いユーザーはサイトに掲載されたりsalesforceのカンファレンス等に呼ばれて表彰されるらしい。

要はバッチの個数=salesforceに対する知識の高さかと思いきや内情はそうでもないらしい。

ゲーム化したことによる難点

salesforceを取り扱っている企業の多くは新人研修でtrailheadを活用しているらしいが、いざ実際の現場に入って仕事をしてみるとsalesforceについて全く覚えていないという人もかなりの数いるらしい。理由はバッチを取るためにチャプターを最後までスクロールし、一番最後にある問題だけ解いてバッチだけもらうというユーザーも多くいるという。確かに簡単且つゲーム感覚で学びやすくなったことで、知識を定着させるには自分で咀嚼しないといけないのだろう。(実際プログラムを組んでみたり、ブログ等に学んだこと記載するなどアウトプットが必要)

話を聞いてみて率直に思ったこと

今回話を聞かせていただき率直に思ったことが3つある。

1つ目は、今までCRMー!?既存のパッケージの開発って言ってもプログラム組むところなんてないでしょ。ただボタンとかをオプションで追加すりゃいいんじゃないの?と思っていた自分が恥ずかしいということ。実際話を聞いてみると結構がっつりプログラミングもするし面白いかもと思えた。

2つ目は、自社でも担いで営業すればいいのにという単純な願望。「ソリューションを我々は提供するんだ」というのであれば、今後日本ではさらにクラウドファーストの考えが加速し、需要が伸びるであろうsalesforceのエンジニアを育成し、収益の基盤にするのは全然ありだと思う。

ただ自社にそこまでの熱量や技術に対する興味がある人がいるかというと疑問だが。。。

3つ目は、salesforceの話と少しずれてしまうのだが今のプロジェクトでクラウドを活用し、もっと業務の効率化を図りたいという思い。

直近では、毎朝プロジェクトメンバーに送ってもらっている勤怠メールをheroku(salesforceが提供しているPass)を利用して、掲示板風アプリを開発しそこに勤怠を書き込んでいってもらう方法を考えている。そうすればプロジェクトメンバー全体にその人が今日一日実施する業務を把握できるし、各人の情報収集もすごく楽になると考える。

最後に反省を。。。

今回話を聞くことですごく有意義な時間を提供していただいたが、1点だけ反省しなくてはいけないことがある。質問は事前に20個程考えておこう。。。途中質問タイムがあったのだが玉切れしてしまい沈黙してしまう時間があったため次回からはそのようなことがないように、事前に質問は念入りに考えておくこと。

自戒の念を込めて最後に記載しておく。