たなしょのメモ

日々勉強していることをつらつらと

2022年の振り返り

あけましておめでとうございます。
2022年も終わってしまいましたが一応振り返ってみようかと思います。
会社とプライベート両方を書いていこうと思います。(会社のことは少しだけ書こうと思います。)

開発

コードをたくさん書いた年になりました。
中でもVimScriptの出会いは大きくプラグインを作るのがとても楽しかったです。
特にvim-ChangeLogはGW中に作成して、
初めてGitHubでスターを得ることができたリポジトリでした。とても嬉しかったです。

またGoにもたくさん触れました。
小さいCLIツールを何個も作っては壊しを繰り返しました。
特に記憶に残ってるのはGoで祝日のAPIを作成したり、エスケープシーケンスを多用してFF6のモーグリをうごかしたりしました。
その他にも業務用のツールとしてagoutiを使ってスクレイピングツールGitのmasterブランチを素早く取り込むツール(開発中)を作りました。
Goは本当に書きやすい言語でCを書いていた私にはとても手に馴染む言語です。

後半になってくるとRustの記事を多く見かけるようになり、Rustの勉強をし始めることにしました。
Rustは学習コストが高いと言われていますがたしかに高いと思いました。
所有権やライフタイムという概念を理解してないので簡単なツールを作成するのもコンパイラに怒られながら作成していました。
Rustはコンパイラがとても優秀なので、開発者の理解が不完全でもコンパイラの指示に従えばある程度形になるものが作れるのは魅力的なのですが
自分が理解していない状態でコードを書いてるのは何が起きてるかわからない怖さみたいなものがあるので今年も引き続きRustの勉強を続けていこうと思います。
この頃Rustで作ったツールは主にLinuxのコマンドをCからRustに書き換えるのをメインになっていました。
treeの代わりとなるツールを作成したり、wcの代わりとなるツールを作成したりふつりな本ソースコードをRustに書き換えることをしてみたりしました。
どれも中途半端なプロジェクトになってしまっているので今年は作り切れるようにがんばります。

今はRustを趣味で書く機会が多いですが、今年もGoを書く機会があったら書いていこうと思います。(会社で使用するツールはGoで書いていく予定です。)

興味の範囲など

2022年の前半はソフトウェアエンジニアになりたいという漠然とした目標だけで日々業務をこなして、プライベートでも開発が楽しいのでなんとなくいろいろなものに手をつけては飽きてまた別の技術に手を出してを繰り返していました。
読んでいた本もCSSの本からLinuxの本、Go言語の本、CSの本など色々なものに目を通してきました。
今の会社にはPLになることを期待されているのですが、入社当初からのリーダーになりたいという思いはほとんど消えてしまっていました。
また自分がバックエンドエンジニアとして伸び悩んでいることに気づき始めてました。
会社のバックエンドの開発もなんとなく言われたことはできるのですが、それよりもプラスになることはできず案件以外でもこれ以上技術的に貢献できないと感じました。
会社の方針上、几帳面な人のほうが評価される傾向にあることを知り大雑把な性格の私は評価されるのは難しいとも感じました。
「バックエンド向いてないのかな」と悶々とした思いで前半は過ごしていました。

そんな中ある日ふっと今まで色々なことを勉強してきて、その中でも低レイヤやインフラなどの比較的下のレイヤーを勉強している割合が多いことにきづきました。
開発の章でも触れましたが、VimやGo、Rustを触っていることが多かったので自然とターミナルの中で開発してるのもあり「将来はCLIを使ったインフラを支えるエンジニアになりたい」と思うようになりました。
ですがインフラの実務経験がない私のようなエンジニアを雇ってくれるところは皆無だと考え資格を取ることにしました。
インフラ系の資格で思いついたのはLPICCCNAの2つを思いつき、LPICは今後もLinuxの本や趣味でLinuxを触ってる中で知識を身につければいいと考え一旦後回しにしてCCNAの資格を取ることにしました。
ネットワークエンジニアにも興味があったので日経ネットワークを読んだり、ネットワークに関する本を読んだりしてたのでCCNAの触りの部分はある程度理解できたのですがルーターやスイッチ、セキュリティなど大部分はまるっきり理解できていなかったので勉強しました。 CCNAの勉強を通して今まで当たり前に使われているネットワークがどのようにつながっているかなど裏側を知ることができますます勉強が楽しくなりました。
勉強のおかげもあってCCNAというネットワークエンジニアの登竜門的な資格を取得できたのは本当に良かったです。
今後もネットワークやLinux、低レイヤーの知識を身につけインフラに携われるエンジニアになれるように精進していきたいと思います。

会社のことなど(少しだけ)

「興味の範囲など」で書いたように悶々とした日々を送っていましたが、それ以外はとても落ち着いた一年でした。
残業もほとんどなく定時後にやりたいことができる環境は最高でした。
私の主な役割としては未経験のエンジニアのOJTでした。OJTは過去にも色々とやってきたのですが今回のOJTが過去一人に対して優しく接せられたのかなと個人的には思います。
残業もなく人には恵まれ、会社も変化していこうという姿勢を感じるいい会社ではあるのですが、いかんせんレガシーなシステムを保守し続けなくてはいけないので飽きているというのも本音です。
組織側からもPLになるために早く業務知識をつけてほしいと言われているのですがあまり覚える気もなく、PLになりたいという意欲もないので無理のない範囲で技術を身につけて自分の力で貢献できるところは貢献していくのが目標になります。

最後に

ここまで駄文を書き散らしましたが、無理なく色々な知識を身につけられて、将来のキャリアもなんとなくですが見えてきた1年になりました。
今年は無理なく組織に貢献できるところは貢献していくゆるい感じで頑張っていこうと思います。
良い一年でありますように〜!